自己紹介②幼少期の将来の夢と現在の仕事について

僕は物心ついた時からスカートを履きたくないと泣いて嫌がったり、水着が女の子用であることや髪を長くすることや三つ編みを嫌がったりしていました。

保育園は基本的に私服でよかったのですが、卒園式の時だけは女の子はスカートを履くことが強制されていました。大泣きをして嫌がった記憶があり、こないだ実家のアルバムを見たらすごく泣いている写真を見つけました。笑

保育園の頃、将来の夢を発表する場で女の子達はお花屋さんやケーキ屋さんと発表している子が多い中、僕はロックマンになりたいですと発表しました。。

先生が作ってくれたロックマンの衣装を着て、すごく満足そうだったと母が昔言ってました。笑

幼少期の将来の夢がロックマン。。なかなか黒歴史ですね。笑

僕は20代後半まで本当に将来の事を真剣に考えたことがありませんでした。

目の前の事だけを見て生きてきました。

将来の事を考えるのが怖かったのかもしれません。。

理学療法士という仕事も高校受験の時、面接で将来の夢を答えないといけなかったので仮で用意しただけでした。母から勧められただけで名前しか知リませんでしたし、目指した理由も母が考えました。

意志弱めな僕は流れるように理学療法士になる道を進んで行きました。

実は高校生の時に、動物園の飼育係になりたいと思っていましたが公務員であり、動物園が少なく倍率が非常に高いことを知り、すぐに諦めました。本当に僕は意志が弱いです。。笑

流されるように理学療法士になったと書きましたが、今となってはすごくやりがいのある仕事ですし、好きな仕事です。ただ接客業のようなものなので、人見知りの僕からすると少し大変な仕事ではありました。しかし、この仕事を選んで約10年勤めることができて、後悔はしていませんし本当に良かったなと今では思えています。

奨学金という名の借金を約500万、社会人1年目から背負いましたが。。笑

コツコツと返済頑張っています。。

未治療のFTMの方にとって、理学療法士という仕事は案外おすすめなのではないかなと思います。

僕の1番のおすすめポイントとしては、男女共通のユニフォームの職場が多いところです。

あとはスーツを着る機会も比較的少ないです。僕は職場にカミングアウトしておらず、レディーススーツを着ないといけないため、スーツを着る機会が少なくて本当に良かったです。パンプスなんて履きたくないです。笑

基本的には学会に参加しなければスーツを着ることは避けられます。

ただ理学療法士は金銭面から見ると学費は高いし、就職後の給料はそんなに良くないし、休みに実費で勉強会に参加しないといけないしで、ものすごくオススメとは言えませんが。。笑

そういえば岡山大学病院やさとうクリニックの先生との会話の中でもトランスジェンダーの方は看護師とかリハビリとか医療職を選ぶ方が多い気がするねと話されていました。

実際に、僕が勤めていた病院にも2~3人、もしかしたらと思う方がいらっしゃいました。病棟が違ったのと人見知りなので話しかけることはできませんでしたが。笑

実際、FTMのみなさんはどんなお仕事をされていらっしゃるのかな?

なんの仕事でも、みんなが性別なんて気にせず仕事ができたら1番いいですよね。。

読んでくださりありがとうございました!

次は、治療までの第1歩、「初めてのメンタルクリニックの受診」について書く予定です。

よろしくお願いします!!

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